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100歳の母像


















1944年 愛媛県新居浜市生まれ 洋画家 無所属
1970年 初個展(此花画廊)
以後スペインを中心に欧州各地にて取材制作

三越(日本橋本店·銀座·大阪·高松·松山·仙台)
大丸(大阪心斎橋·京都)
新居浜市立郷土美術館など     
                           
各地で個展を中心に40年余りに渡り70数回発表


     
画集
「THE WORLD OF TOM NAGI 」
 PARTⅠ PARTⅡ
「四国霊場八十八ヶ寺」
「Memory of Kyoto」がある


出版物 
 寂聴の古寺礼讃
 四国霊場八十八ヶ寺
 僕がかいた家
 四国霊場八十八ヶ寺納経帳

2009年9月 日本橋三越展 図録より

私が留学中であったパリの町で初めて画家永井吐無と知り合って以来、すでに30年以上の月日が流れた。ヨーロッパの町や村、出身地四国の巡礼路やお寺、路傍の石、どこにも人影は描かれていない。今回のトレドもまた然り。人嫌い? もちろんそうではない。吐無さんほど、人との出会いを大切に、そして多くの不思議な、素晴らしい出会いを作り出す人も、めずらしいかもしれない。私もまた、その恩恵にあずかっている。
吐無さんの人のいない絵からは、不思議に、描かれた場所に暮らしてきた人たちの営みに対する画家の優しいまなざしが伝わる。具体例としては無であるからこそ、むしろ逆に、さまざまな人たちがそこに喜怒哀楽を生き、その場所に厚みを与えてきたのだということを、存分に想像させてくれる。今回のトレドについても、私にはそのように思えてならない。多く描かれている戸口、窓、ゆがむ道筋、石のデコボコ、どうであろうか、その場所に力をあたえたさまざまな人びとの姿が。
絵のタッチはじつに繊細きわまりない。それもそうで、下絵は細密な墨のペン画で仕上げられ、その一部を見た私のような素人には、それ自体が十分な作品に思えた。油彩となった絵からは、とてもスペインの町とは思えないふっくらした柔らかい雰囲気も伝わる。季節にもよろうが、現実のスペインの空気は乾燥して、陰影はくっきりと浮かびあがる。しかし吐無さんの画面から伝わるものは、もっと水気を含んだ柔らかさのように思える。トレドの空間に、おそらく日本的な、あるいはアジア的な異質が溶け合っている。それが、観る者の想像力を掻き立て、心を癒してくれるような、素晴らしい情景となって目の前に広がっている。
それが、永井吐無のトレドである。
                            福井憲彦(学習院大学長·西洋史家)

  • 新着情報
  • 2019年 1/3(木)~3/3(日) 11:00~17:00 休館 月火曜日(祝日は開館)ART GALLERY 呼友館 KAWAGOE IMOZEN  〒350-1106 埼玉県川越市小室15-1 いも膳 Tel:049-243-8243 永井吐無 洋画 /四国霊場八十八ケ寺ペン画展

関連書籍

THE WORLD OF T.N 画集

1986~1992年にかけて制作。1992年までの作品を網羅。
PARTⅠ~PAR12に分類。各PARTに4点収納。
様式:たとう(布はり)箱395 300 40mm
中絵(油絵)392 293mm

PARTⅡ 2013年発行

価格60000円(税別送料別) 限定150部

四国霊場八十八ヶ寺▪画集

四国霊場八十八ヶ寺のエッセンスを精密ペン画で再現。
原画と同じサイズで特殊印刷された一枚一枚の作品。
様式:たとう(布はり)箱307 277 37mm
中絵(ペン画)290 257mm原寸画88枚入り

価格60000円(税別送料別)限定150部

『MEMORY OF KYOTO』

京都の寺を主に50景をペン画にて克明に表現。
見開き上部にはペン画、下部は白紙にしてありますので
感想等自由に書き込めます。
洛東、洛西、洛中、洛北、洛南、宇治に分けた地図を網羅してありますので便利です。
地図上の番号とペン画の番号を合わせるとより分かりやすくなっております。

サイズ135 220 18mm
透明ケース入り
表紙は赤系と紺系の西陣織を使用、手作りです。

価格3000円(税別送料別)※残りわずかです

納経帳

全行程1400キロ、弘法大師との同行二人は、かけがえのない精神世界への旅。
サイズ250 180 20mm/全八十八寺を精密ペン画で掲載。

価格2000円(税別送料別)

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